この雪解けのこと
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Commercial Use : Allowed Alteration : Unlimited 無断転載はご遠慮ください。 Reproducing all or any part of the contents is prohibited! この作品は、昨年(2020)頃から世界中で起こった 感染症をきっかけに作った第二作となるアルバムです。 第一作では「この春のこと」と題し 昨年の春にリリースしました。 【この春のこと】 https://shop-kiminooto.booth.pm/items/1956396 決して昨年から一年この感染症は 終わりのない旅のようで トンネルがあけることはなく続きました。 光が見えなく、時には命の亡くなる方もいました。 終わることのない日々を過ごしていると 何も見えなくなることがあります。 だけれど、それとともに見えなかったことにも 気づくことが沢山ありました。 失った日々、新たに見つけた日々。 あるがままに今年もまたこの季節にミニアルバムを残します。 多くの人に聞いてもらいたいです。 聞いてもらうのは今だから聞いてもらいたいです。 どうぞよろしくお願いします。 ---------------------------------------------------- Tr1. 雪解けは、 (2:36) Tr2. 情報社会 (2:28) Tr3. この世界の傍観者 (3:27) Tr4. 微かな光 (3:00) この雪解けのこと、テレビでは嫌になるぐらいの 情報が巡っていた。 終わりのない旅路の中で 失うこともあれば絶ってしまうことも 時には何かを見つけることもあった。 ------------------------------------------------------- こちらの作品は、YOUTUBE生放送やライブ配信といった 配信用BGMのみご利用可能にしました。 自宅で配信する方もぜひ使ってみてください! その際はクレジットなど放送中の音声や説明文でも構いませんので ご紹介載せてくださると幸いです。 また、放送したものの録画も公開OKとします。 音楽そのものだけを流すことや、配信・生放送のみのコンテンツ以外はNGですのでよろしくお願いします! また収益化するYOUTUBEなどの利用も可能です。 ------------------------------------------------------- 製作 真島こころ(君の音。) http://flower-prayer.com/
Disc 1 | |
1 | 雪解けは、 |
2 | 情報社会 |
Disc 2 | |
1 | この世界の傍観者 |
2 | 微かな光 |
曲目
Tr1. 雪解けは、 雪は解けて春になる。そんな日々が 毎年訪れて今年も桜が咲くというのに 心の中はまだ湿ったままブルーでいた。 それは沢山の命が亡くなっているからだ。 自ら亡くす命もあるからだ。 それは、テレビをつければ あらゆることを沢山言いたいがままに言っている人が いるからだ。 息が出来ないまま どこにも行けない日々も時にあった。 心はブルーのまま色は変わらずいた。 Tr.2. 情報社会 画面に目を移せば言葉だらけの世界で 沈むような気持ちになった。 何も知らないことを知っているかのように 憶測で話す人たちがテレビでうつっている。 人の命なんて。 情報、情報、情報、情報、情報。 Tr.3. この世界の傍観者 いつになればこの事態は収束するのかと いつになったらこの宛てのない旅は 終わるのだと考えた。 感じたことのない息苦しさで胸が締め付けられる。 人の命は儚い。 声も出せない人もいる。無力さ。 出来ることは限られている。 ただ眺めるだけの日々。 Tr.4. 微かな光 朝日が眩しい。今年もまた終わりが来ないまま 春になろうとしている。 ひんやりとした風はなま温かい風になって 春を運んでくる。 幾ら考えても無力さに溺れるだけだった。 私は所詮すごい大きな宇宙のちっぽけなかけら。 怒り、苦しみ、叫び、涙、 溢れ出てくるこの思いを静かに音にした。 山の麓、それでも時間は過ぎて太陽は人々の真上に のぼる。終わりそうで、終わらなくて それでも終わりを願う。大切な人が、幸せでいてくれるように。 少しでも世界が、少しでも命が奪われない様に。